ブランド立ち上げ

 プロデュース化粧品の開発がいよいよはじまりました。新規のブラ ンドを立ち上げるということでご依頼を受けましたので、まずはブランド名、それが決まったら、ロゴデザインそして容器イメージ と化粧品の外側の部分を検討していきます。

 年内にブランド名とロゴイメージを固めなければいけないのですが これがなかなかというより一番難しいところでもあります。化粧品のブランド名は、英語やフランス語などいろいろありますが 化粧品にとって良い意味の名前、また女性にとって心地よい意味の言葉は、すでに様々なメーカーにより「商標」として取られてしまっているのです。 商標取られている=ブランド名として新たに使うことができないという意味です。良い意味の「単語」は、おそらくほぼ全滅なので様々な意味の言葉を重ね合わせたような「造語」を検討しなければいけません。さらに、言葉の響きとして言いやすく覚えやすいということも大切な要素です。
 それと同時に中身の研究を化粧品製造メーカーに依頼します。中身は、スキンケアもの、メイクもの、粉モノ、練りモノ、石鹸など、化粧品の種類それぞれで各製造メーカーには得意分野というのがあります。アイテムが決まったら、そのアイテムを得意とする製造メーカーを選んで、研究試作依頼を出しています。

 試作品があがってきたら、まず自分でモニターし、その時点でダメであれば、再試作を依頼します。この作業を何回か繰り返し、自分で納得できるものがあがったら、次は皆様にモニターをして頂き、様々な方の肌で試していただきます。その貴重なご意見をふまえて再度研究開発し、商品化になっていきます。

容器について(進行系報告)

 SHOCOのプロデュースブランドのほうで、まさに今進行してる内容をちょっぴりご報告☆
 商品化は、当初の予定より少し遅くなってしまいそうです。それは、、、中身はもちろん自信を持って開発していますが、ブランドを創る時に外側部分として最も重要なブランドの基本コンセプトや、ロゴ、色などを決定するために妥協は絶対許されないからです。(でもある程度の「歩み寄り」は良い商品を作るために必要です(笑))

 ブランドの最初の商品で、「この色でいいや~」という妥協をしてしまうと、最後まで後悔することになっちゃいます。またアイテムによって容器が金属でできていたり、プラスティックでできていたりするので多少色ブレがおきてしまうことがあるので、そのときに慌てないためにも今、じっくりと作り上げることは重要です。

 特にメイク物は、コンパクトや口紅をお化粧室などで人前で使用することがけっこうあるアイテムですよね。なので、見た目もかなりがんばって開発してます!

 今回は化粧下地とパウダーファンデーションの「容器」についてのことです。化粧下地のキャップとファンデーションのコンパクトに色付けをすることに決定しました。まず「この色だ!」というのが決定したら、容器やさんに渡し、プラスティックのプレートで色出しをしてもらいます。色をプラスティックの素材に練り混んで、その上にパールコートします。(この行程、約2週間かかるんです。)
 そのプレートを確認し、オッケーだったら続いて実際の容器にその色を出してもらいます。実は、プレート一度出してもらったのですが、ほぼオッケーなんだけどもう1歩!ということで再度お願いしてしまいました。(容器やさん、がんばってっ!!!)
 それと同時に、ロゴデザインのほうの確認作業。今回は、ちょっと星を散らばせたような感じの部分があるので、その星の大きさが一つ一つきちんと印刷できるかどうかを容器やさんの工場に確認してます。
 色、ロゴが決まったら、次は写真撮影。撮影用のダミーを作ってもらう手配をして、どんな感じで撮るかのイメージを膨らませてるところです。

  というわけで、まさに日記のような裏話でした~。

化粧品開発裏話~ネーミング編


新商品クレンジングミルクの商品名、ローズにしようか
リラックスにしようかとても迷ってたんです。

ところが最後は呆気なく決定する羽目になりました(笑)


まずは、ご愛用者の皆様や、お友達に色々とアンケートした結果・・・・

「SHOCOのは、『モイスト』は欠かせない!」

「香りが良いから、『ローズ』とか『リラックス』とかも入れたほうがステキ!」

このような意見から、2つの候補に絞られました。

「SHOCO モイストリラックス クレンジングミルク」か、
「SHOCO モイストローズ クレンジングミルク」

私の身近や、長年のご愛用者の方は、『リラックス』派。
わりと新しい方や、ローズ好きな方は、『ローズ』派。

とても迷って、新しい方にも知っていってもらいたいということから
一旦、ローズで開発を進めていたんです。

きちんと確認していたにも関わらず、お役所に書類を提出に行ったら
突然「ローズは×」と言われました。理由を聞いたらね、、、、

『ローズ水とかローズオイルとか配合されてるでしょ?だから×。
 配合されていなければ、OKなんだけどね~』

・・・意味がわからないでしょ!?

とりあえず、ちゃんとローズが入っているほうが、商品のネーミングに
ローズと入れてはダメらしいのです。ビックリしました!

そんなわけで最後は、お役所に言われ呆気なく『リラックス』に変更。

でも相当迷っていたので、もちろんこちらも気に入ってます♪

以上、お役所(薬事法)の不思議な法則でした(笑)


化粧品開発裏話~クレンジングの原価編


今から約1年半前、「クレンジング開発って、実は前途多難なんです!」
というような内容をメルマガにて、赤裸々告白したことがあります。

その当時に上げていた問題として、

(1)実はクレンジングは原価が高い。
(2)容器の問題 

がありました。

容器の問題は、内容をミルクにしたことで、必然的にペットのポンプ式に
決定なので、後は、如何に容器メーカーと交渉するかというところでした。

ペット容器は、ガラス容器に比べて、印刷数量が大きいのが通常なのです。
まだまだショウコスメは小さな会社なので、その点をどうクリアするか・・・

ずっとお付き合いしている容器メーカーさんが、最低数量と言われている
半分の数量で、印刷まで引き受けてくださいました!クリアです(笑)

でも「実はクレンジングは原価が高い」というところにも繋がるのですが、
容器の中でも、ポンプはけっこうお高いのです(><)
キャップより高そうなのは、なんとなくイメージつきますよね~・・・

で、なぜクレンジングは、それ以外でも原価が高いのかと言いますと、、、

クレンジングは、精製水以外の原料やオイル成分がけっこう多く、
まず化粧品の原料による原価自体が高いのです。

化粧水や美容液よりも、実は原料代が高くなる可能性「大」
だったりするのです。

また容量も価格に関わってきます。
例えば、1kg/100000円の美容成分があったとします。
それを仮に1%配合したとすると、1kg/1000円分の美容成分となり、
30mlの美容液だったら、30円分の美容成分
150mlのクレンジングだったら、150円分の美容成分・・・・

といったように、一つの美容成分でもこれだけの差が出てくるし、
このような値段が弾き出されてくるのです。
これは、100%中のたった1%の話で!です。

お肌に快適に良いものをクレンジングにもきちんと配合したいと
思うと、容量の違いで、コレだけの差が出てきます。

でも、クレンジングは毎晩たっぷり使うアイテムなので、市場の
クレンジングの大半は、同一のブランド内だと、定価がお安く
設定されてる場合が多いですよねぇ・・。

なんでそのお値段設定になるのかが、こんなにたくさんの商品の
開発をしてきている中で、今でも不思議です。

きっと、業界で「クレンジングは安い」みたいな流れが出来て
価格破壊が一度起きてしまっているからやむを得ず・・・
ということなのかもしれませんね。

以上、超裏話でございました(笑)

クレンジングの価格は、他の商品より少しお高めにどうしても設定
されてしまいそうです。
が!クレンジングをただ汚れを落とすという単純な目的ではなく、
その後の肌の仕上がり、またクレンジング中の心地よさも重視して
おりますので、ご理解いただけたら幸いです☆
    
このようにたくさんの困難を乗り越え、ようやく、あと最後の一歩で
皆様にお届けできる段階になってきました♪ふぅぅ~~(笑)