「ジェルの粘度やタッチの調節方法」です。
 おそらく、かなりマニアックであり、化学用語もチョロチョロと出てきますので、化学用語に拒否反応のある方、ご了承くださいませ。(なるべくわかりやすい文章になるよう、がんばります!)
  *成分名は、全成分表示の名称で書いてあります。

 ジェルをつくるための、もっともメジャーな主成分は「カルボマー」簡単に書くと、カルボマーは酸性でアルカリ性の成分で中和して中性にすることで粘度があがります。

  カルボマー[酸性]+水酸化Na等の[アルカリ性]→→→[中性pH5.5~7.0]

 このカルボマーの分子量や配合する量によって粘度(厚みやタッチ)がまず調節されます。また、アルカリ性の成分はたくさんあります。水酸化Naや水酸化K、AMP、アミノ酸など、それぞれどの成分を配合して中和するかによってタッチや粘度が微妙に変化していきます。よってジェル系の化粧品はおそらくほとんどの場合、pHは中性となっていることでしょう。(*ただし食器洗いなどの洗剤系ジェルは除く)

 このカルボマージェルベースに「濃グリセリン」などの保湿成分を加えると、より厚みがあり、しっとりとした濃厚ジェルになります。また反対に「アルコール」を配合すると、さらっとしたシャバシャバなジェルになります。日焼け後によく使用される「クールジェル」には、アルコールがたっぷりと配合され、よりサラサラでクールな仕上がりになるわけです。

 ジェルの全成分表示など、ご興味のある方は見てみてくださいね!